サングラスには非常に多くのブランドがありますが、最も有名なブランドとしてはレイバンが挙げられるでしょう。
レイバンと聞くと、男性用がメインのブランドのように思われるかもしれませんが、実は女性に人気の高いモデルも数多く輩出しています。
その中でも女性に特に人気があるモデルが「erika(エリカ)」です。
エリカはユニセックスモデルではあるものの、細かなディティールやレンズラインナップなどは明らかに女性を意識したモデルになっています。
レイバンerika(エリカ)の人気の秘密を細かくみていきましょう。
レイバンerika(エリカ)の魅力
レイバンerika(エリカ)の魅力は、クラシカルな雰囲気が残りつつも、現代っぽさがあり、加えて知的さや繊細さが表現されている点でしょう。
だからこそ女性に似合うだけでなく、高い人気があるのです。
・クラシカルさと現代っぽさの両立
フロントフレームはセルを採用(メタル素材のものもあり)していますが、レイバンの定番であるウェイファーラーのように太くありません。
やや細目のセルを使用していることが、クラシカルさと現代っぽさの両立につながっています。
また下の画像にあるように、テンプルとフロントフレームの結合部分であるヨロイと呼ばれる個所がレンズの外側に飛び出ているため、リム形状と相まって、見方によってはやや吊り目っぽくみえます。
加えて、左右レンズをつなぐブリッジと呼ばれる部分に、まるで鍵穴のような形状を用いています。
このデザインがクラシカルな雰囲気を醸し出しています。
知的で繊細さも表現
レイバンerika(エリカ)には現代的な知的さに加え、繊細さも演出されています。
それが以下の画像にあるテンプル(つる)部分です。
一般的なサングラスの場合には、フロントフレームとテンプルは同じ素材を使用していますが、レイバンerika(エリカ)はテンプルにフロントフレームとは異素材のメタルを使用しています。
しかも画像のように非常に細いメタルテンプルのため、知的な繊細さを感じさせる造りになっているのです。
レイバンerika(エリカ)のバリエーション
レイバンerika(エリカ)がレイバンの中でも女性に人気が高いのには、もうひとつ理由があります。
それがバリエーションの多さです。
レイバンerika(エリカ)は人気が高いモデルだけあって、非常に多くのバリエーションが存在しています。
期間限定で特別なモデルが販売されていることも多く、並行輸入品も販売されているため、バリエーションの全てを把握することは難しいですが、わかる範囲でご紹介しましょう。
メタルのフロントフレームも存在
レイバンerika(エリカ)は上でご紹介したように、フロントフレームにセルなどの素材を使用しており、それがクラシカルさにもつながっています。
しかしデザインはそのままで、フロントフレーム素材をメタルに変えたモデルも存在しています。
以下の画像がそのモデルの例です。
このモデルは正確にはエリカメタルと呼ばれるもので、型番も異なります。
フロントフレームがセルなどのものは「RB4171」と呼ばれています。
一方、フロントフレームがメタルのものは「RB3539」と呼ばれます。
好みの問題ではありますが、メタルフレームの方がややクールさを感じるものになっています。
セルモデルにはフルフィットタイプも
レイバンには欧米人の彫りの深い顔立ちにフィットするように作られたレギュラーフィットモデルと、日本人を含めたアジア系の人々の比較的平面的な顔立ちにフィットするよう作られたフルフィットモデルと呼ばれる、2種類のモデルが存在します。
レイバンerika(エリカ)にもフルフィットモデルがありますが、それはフロントフレームがセルなどを使用したモデルのみで、メタルフレームのものはレギュラーフィットモデルだけが販売されているようです。
なおフロントフレームがセルなどを使用したモデルのフルフィット版は「RB4171F」となり、「F」の文字が型番の最後につくことで確認できます。
なおメタルフレームの場合は「RB3539」となり、「F」の文字が表記されません。
レンズ幅は2種類存在
レイバンerika(エリカ)のフロントフレームにセルなどを使用したフルフィットモデル「RB4171F」の場合、現在は異なるレンズサイズのものが2種類販売されています。
レンズの横幅が54mmのモデルと、57mmのモデルです。
この2つのレンズサイズ違いは、かけた時の印象に大きく影響してきます。
もちろん顔型や大きさなどにより異なりますが、一般的に54mmモデルはオーソドックスな大きさであり、レイバンerika(エリカ)のイメージがストレートに感じられるレンズサイズだといえます。
一方、57mmモデルはレンズ横幅で3ミリ、レンズ縦幅で5ミリとわずかに大きいだけですが、これによって知的な雰囲気がやや薄れ、POPで楽しげな印象が生まれてきます。
普段の服装や演出したいイメージに合わせ、レンズサイズを選択することもできるということです。
なおメタルフレームの「RB3539」は、レンズサイズ54mmモデルだけが販売されているようです。
エリカにはグラデーションレンズがよく似合う
レイバンerika(エリカ)には様々なレンズカラーのものや、偏光レンズ、調光レンズなどがセットされたモデルが存在していますが、なかでも特にグラデーションレンズをセットしたものが多く販売されています。
それはレイバンerika(エリカ)のイメージが女性にピッタリであり、なおかつグラデーションレンズが女性にマッチしやすいことが背景にあるからでしょう。
グラデーションレンズは単色のカラーレンズを組み合わせたものと比較すると、肌とのなじみが良くなり、顔との一体感がでてきます。
つまり周囲からみた時、サングラス姿にこなれた感がでてくるということです。
これはすなわち、普段サングラスをかけることの少ない女性でも似合いやすいということにつながります。
女性におススメのerika(エリカ)モデル
多くのな種類があるerika(エリカ)モデルの中から、女性に人気のモデルをいくつかご紹介しましょう。
モデルコード RB4171F 622/8G 54
- フィッティング:フルフィットモデル
- フロントフレーム:プラスチック(ラバーマットブラック)
- テンプル:メタルブラック
- レンズ:グレーグラデーション
- レンズ最大径:54mm
- ブリッジ間隔:18㎜
- フレーム寸法:140mm(横幅)
- 紫外線透過率:1%以下
- 可視光線透過率:15%
モデルコード RB4171F 865/13 54
- フィッティング:フルフィットモデル
- フロントフレーム:プラスチック(ラバーハバナマット)
- テンプル:メタルシルバー
- レンズ:ブラウングラデーション
- レンズ最大径:54mm、57mm
- ブリッジ間隔:18㎜
- フレーム寸法:140mm(54mmの横幅)、146mm(57mmの横幅)
- 紫外線透過率:1%以下
- 可視光線透過率:15%
モデルコード RB4171F 601/2P 54
- フィッティング:フルフィットモデル
- フロントフレーム:プラスチック(ブラック)
- テンプル:メタルブラック
- レンズ:ポラライズドグリーンクラシック(偏光)
- レンズ最大径:54mm
- ブリッジ間隔:18㎜
- フレーム寸法:140mm(横幅)
- 紫外線透過率:1%以下
- 可視光線透過率:13%
モデルコード RB3539 192/8G 54
- フィッティング:レギュラーフィットモデル
- フロントフレーム:チタンカラー
- テンプル:メタルグレー
- レンズ:グレーグラデーション
- レンズ最大径:54mm
- ブリッジ間隔:19㎜
- フレーム寸法:140mm(横幅)
- 紫外線透過率:1%以下
- 可視光線透過率:15%
モデルコード RB3539 002/Q3 54
- フィッティング:レギュラーフィットモデル
- フロントフレーム:チタン
- テンプル:メタルブラック
- レンズ:エヴォルブフォト ピンクトゥブルー(調光レンズ)
- レンズ最大径:54mm
- ブリッジ間隔:19㎜
- フレーム寸法:140mm(横幅)
- 紫外線透過率:1%以下
- 可視光線透過率:調光前64%、調光後16%
まとめ
世界で最も有名なサングラスブランドであるレイバンの中で、最も女性に人気のモデルerika(エリカ)の細かなディティールや魅力についてご説明するとともに、代表的な種類を幾つかご紹介しました。
どのモデルも女性の魅力を最大限引き出してくれるデザインになっていますが、フルフィットかどうか、フロントフレームの材質、レンズカラーなどが印象を大きく左右してしまいます。
是非お気に入りのモデルを見つけ出してください。